以前にも取り上げたことのある中国の KINKI STUDIO ですが、調べるほどに良く思えてきました。 特に写真のインテグレーテッドアンプ "EX Series M1+" は魅力的です。 2,898ドルと日本メーカーなら中級クラスにもかかわらず、シャーシは切削加工された分厚いアルミ版で構成されていて、欧米や国産なら100万円のプライスタグが付きそうな質感です。(写真の範囲では、ですが) デザインも格安の中国メーカーと違って変なクセがありません。 素人なので電子回路のことはわからないのですが、トランスの配置をみると、いわゆるツインモノラル構成が採用されていますね。 ホームページの説明を読むと、高度なマイクロプロセッサ制御、MUSEボリューム制御、デュアル400VAカプセル化トランス、EXICON MOSFET などを搭載しているとのこと。 出力段はAB級ですが、数ワットまではA級動作するようです。 金色の部分がパワーステージのヒートシンクで、このヒートシンクは天板に露出していて、デザイン上のアクセントにもなっています。 個性的で目新しい技術は採用されていませんが、手堅くまとめられているように思います。 日本に入ってくることは多分ないと思いますが、ぜひ一度聴いてみたいと思わせる魅力のあるアンプです。 Parameters Frequency Response: 10-150kHz (±3dB) THDN: 0.0232%; 0.006% (A-Weighted) S/N Ratio: >103dB Output Power: 215W RMS (8Ω) , 290W RMS (4Ω) - Both Channel Driven Damping Factor: 2000 Gain: Normal Gain 26 dB Max Output Voltage: 55VAC AC Power: 110/240VAC, 50/60Hz (Factory configure) Input / Output Input Sensitivity: 2.25Vrms - 3.6Vrms Input Impedance: 50kΩ Input Connector: RCA x 3, XLR x 1, HT BYPASS x 1 Output: Speaker B...