電力会社と音質
電力会社でオーディオの音質が変わるのは,オーディオマニアの間では常識となっています。 情報の正確性と公平性で信頼されている某巨大掲示板でもこのことは議論されていて,以下の通り大方の見解が一致しています。 まず,発電方式による違いですが,次のとおりになります。 発電方式 特 徴 原子力 劣化ウランの重量感と,どこまでも突き抜ける中性子の透明感を併せ持ち,好みが分かれる。 火力 ねっとりと絡みつくC重油の重厚感に,コークスの軽量感が少々ブレンドされ,一般的な感覚。 水力 力強い瀑布のパンチ力の中に感じられる,水滴の煌き,マニアックな味わい。 風力 通常は,そよ風の清涼感だが,音量を上げるほどに破壊力を増していく,ダイナミックレンジの広さが魅力。 太陽電池 金属的な反響を感じる全体的に硬い音,高域では鏡のような反射が魅力となる。 潮力 押し寄せる波のような低域の存在感が際立つが,赤潮や廃水のような雑味が欠点。 地熱 大地に抱かれるような温かみのあるまろやかな味わい,だが,一瞬の盛上がりが火山の噴火のように力強い。 次に電力会社のトータルとしての音質評価です。 電力会社 長 所 短 所 お奨め度 東京電力 バランス モッサリ遅い C 中部電力 低域量感 低域強すぎ A+ 関西電力 高域ヌケ 特徴薄い B 中国電力 透明感 低域薄い B+ 北陸電力 ウエットな艶 低域薄い A- 東北電力 密度とSN 低域薄い A+ 四国電力 色彩感と温度 低域薄い A 九州電力 バランス 距離感 C 北海道電力 低域品質 音場狭い B- 沖縄電力 中高域艶 モッサリ遅い A 上は発電所から5Km地点での特徴。 それより自宅~発電所間の距離が長いと上記特徴+マイルドの味付け,短いと上記特徴+刺激的な味付けが加わる。 ちなみに変電所経由は問題外。当たり前のことだが,発電所から直接電線を引くこと。電線は高純度の無酸素導線が最高。 原発の停止により電力事情が厳しくなる中,オーディオマニアの間では,自分好みの音質を求めて引越をする方も多く見受けられます。 しかし,引越業者により後々音質に大きな違いが出てくるという情報があります。まだ確証は取れていませんが,留意すべきでしょう。 発電所の音質に及ぼす影響とは