LS50 Wireless が "Roon Redy" じゃなかった件

LS50 Wireless が Roon に対応した時、ニュースサイトが "Roon Ready" と紹介している記事を(複数)読んだおかげで、最近まで "Roon Ready" だと信じ込んでいました。

正しくは "Roon Tested" なんですね。
Roon の公式サイトを何度も見てるのについ最近まで気づきませんでした。

"Roon Redy" と "Roon Tested" の違いは何か?

これがよくわからないです。

RAAT(Roon Advanced Audio Transport))に対応していれば "Roon Ready" 対応していなければ "Roon Tested" なんでしょうか?そう書いている記事も見かけましたが。

LINN の製品や Chromecast は独自のプロトコルで Roon に対応している(というか、Roon が対応した)らしいですが、LS50 Wireless(KEF)についてはその辺の情報が見当たりません。

LS50 Wireless がギャップレス再生に未対応だった頃から、Roon を使うとギャップレス再生が可能だったので、 RAAT の一部の機能は使っているんじゃないか?、と想像しているのですが。

実使用において "Roon Ready" じゃなくて困ったことは一度もないのですが、気になります。

気になるので、分かったことがあればこの投稿に追記していこうと思います。

(追記)
Roon では矢印の部分をクリック(タップ)することで、エンドポイントまでのシグナル・パスを確認することができます。


明るい紫の星が輝いていればビットパーフェクト、緑は高品質、黄色なら低品質らしいですが、LS50 Wireless は見事に明るい紫の星が輝いています。

現状 "Roon Ready" じゃないからといって困ることはないし、ビットパーフェクトな伝送ができているなら問題なしですね。


ちなみに初期設定では、クリッピングを避けるための "Headroom Adjustment" という機能が有効になっているため、音質への影響はほぼないものの、ビットパーフェクトな伝送にはなっていないようです。(DSP が介在する部分で大きな青い星が輝いています。)

Asset UPnP と音が違うように感じたのはこのためかも。多分気のせいですが。


"Roon Redy" な場合はどんな表示になるか、Raspberry Pi 2B に Roon Bridge をインストールして調べてみました。


"Roon Advanced Transport" と表示されています。

どうしても "Roon Ready" な環境で聴きたいなら、Ras Pi を介在させるというのも「あり」ですね。

Pi3 までの USB は不安定で音楽再生には使えなかったのですが、Pi4 の USB は安定しているので十分使えるそうです。












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