スピーカーのセッティングを奇数分割法に変更

気分転換にスピーカーのセッティングを変更してみました。

従来はスピーカーを適当に移動して、音が良さそうな場所にセットしていたのですが、いわゆる「奇数分割法」に従ったセッティングにしてみました。


濃い灰色が新しいセッティングで、横はスピーカーユニットの中心が部屋の幅の 1/3の長さ、縦はスピーカーのバッフル面が部屋の奥行きの1/5の長さになる位置になっています。

奇数分割法を解説しているホームページを見ると、スピーカーの背面を基準に縦の位置を決めているようなのですが、我が家の場合、そうするとリスニングポイントが後ろの壁に近くなりすぎるため、バッフル面を基準にしています。

音はおもにスピーカーの前面から出るので、これで問題ないとの判断です。

奇数分割法では、これ以外にもいくつかのパターンが考えられますが、リスニングポイントを考慮すると、このパターン以外は無理がありました。

なお、サブウーハーは、従来左右のスピーカーの中心にセットしていたのですが、今回は右側のスピーカーに寄せました。

新しいスピーカーのセッティングでは、左右スピーカーの中心が同時に部屋の中心軸になるのですが、中心軸にサブウーハーを置くのは避けたいので、右に寄せました。

視覚的に、違和感があるし、定位にも(多少)影響しそうですが、やむを得ません。

セッティングを終えた第一印象は、「スピーカーの間隔が狭くなった」ですね。

左右のスピーカーを結んだ線を底辺とする正三角形の頂点より少しだけスピーカーから離れた位置をリスニングポイントにしているのですが、スピーカーの間隔が狭くなったので、完全なニアフィールドリスニングになりました。

音も結構変わりましたが、もう少し聴き込んでから追記します。

(追記)

こんな感じで音楽を聴いています。
両サイドの壁が写っていれば、セッティングの状況がもっと分かりやすくなるのですが、画角が足りませんでした。

さて、肝心の「音」ですが、

音楽が楽しく聴けるようになりました。

以前のセッティングは、「スピーカーが淡々と音を出している」感じ。
それが、躍動感が出てきたように感じます。

スピーカーの少し後ろに定位していた音像が前に出てきました。
これは好き嫌いが別れるかな。

音像の大きさはほんの少し大きくなりました。
微調整でなんとかしたいところです。

スピーカーの間隔が狭くなったことで、音場が狭くなるかな?と予想していたのですが、リスニングポイントがスピーカーに近づいたので、「体が音で包まれる」ような音場感になりました。

ただ、ときたま音がスピーカーにまとわりついて聴こえます。
これも今後の微調整の課題ですね。

音楽を楽しむという意味では「改善」があったので、今回のセッティング変更は「成功」したと思います。

あとは微調整。
さて、どこを?(^^;)
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ソファーの色(苦笑)
なんとかしたい。


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