気になるヘッドホンアンプ "SMSL SP400"

THX-AAA 888を採用したハイパーな特性を誇るヘッドホンアンプがまたひとつ発売されていますね。

SMSL SP400


音質のレビューはまだ少ないのですが、「全てのものにシャープネスフィルターを追加したような感じ」とか「高解像度という月並みな印象以外に音像のコントラストが高い、彩度が高い感じがする」という感想を見かけました。

「何も足さない、何も引かない」と形容される Topping A90 とは性格が随分違っていそうです。

フィードバック技術で高性能を実現した A90 が大人しく、フィードフォワード技術を使った SP400 が元気なのは偶然かな?

あと、A90 の操作系が完全にアナログなのに対して、SP400 は CPU を搭載してデジタル制御していること、A90 のボリュームが安そう(^^;) な可変抵抗1個に対して、SP400 は 256ステップのリレー式でちょっとだけお高そう(笑)なところが大きな違いでしょうか。

A90 ユーザーとしては気になる存在なので、今後も情報収集したいと思います。

あ、買って間もないのにボリュームの調子が変!というコメント見かけました。リレー式で複雑なだけに初期不良が多いのかもしれません。

(追記)
性格が随分違うと書きましたが、A90 と SP400 両方を所有している人が「A90との違いを感じることはないと思います。」と書いているので、どちらも忠実度が高く、違いはわずかみたいです。その「わずか」がマニアにとっては大違いなのですが(笑)

(追記)
しかしこれもパーツにお金がかかってる風ではないですね(笑)
特許の使用料はいかほどなのでしょう?


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