ソニーが 360 Reality Audio 対応のスピーカーを発表
ガジェット系YouTuber が Appleの「空間オーディオ」よりすごい!と絶賛している「360 Reality Audio」に対応したスピーカーがソニーから発表されましたね。
名称は SRS-RA5000 と SRS-RA3000 。
SRS-RA3000 はスマートスピーカーによくある形ですが、SRS-RA5000 は海の岩に付いてる生物みたいな形をしていますw
RA5000 はハイレゾ対応。上面と側面にそれぞれ3個のスピーカー、底面にサブウーファーを内蔵しています。
RA3000 は上向きのディフューザー付きフルレンジとパッシブラジエーターが2つという構成。
どちらのスピーカーもキャリブレーションの機能を搭載していて、部屋のどこに置いても最適なパフォーマンスを発揮するそうです。
RA3000 は電源を入れるたびに簡易な自動調整が行われようになっていて、一方 RA5000 は、"Immersive Audio Enhancement" というボタンを押してキャリブレーションする方式。
RA3000 は家の中で持ち歩く使い方、RA5000 は1箇所に据え置く使い方を想定しているのでしょうね。
両機種とも「Sony | Music Center」アプリを使って操作できるとともに、Googleアシスタントと Amazon Alexa にも対応しているそうです。
また、対象となるソニーブラビアと Bluetooth で接続することが可能だったり、Wi-Fi や NFC での接続も可能で、Spotify Connectと内蔵のChromecastでタブレットやスマートフォンからのストリーミングもできるなど、色々と便利な使い方ができそうです。
価格は、SRS-RA5000が約550ユーロ/ 500ポンド、SRS-RA3000は約300ユーロ/ 280ポンドとのこと。
今のところ 360 Reality Audio に対応した楽曲の少なさがネックですが、ソニーでは関連のライセンスを他社に提供したり、音楽や映像の製作会社や配信プラットホーム企業と連携していくらしいので、コンテンツの充実も期待できそう。
ピュアオーディオのスピーカーには(懐事情から)関心がなくなったのですが、これは今までにない音楽体験ができそうだし、価格も手に届く範囲なので、国内での発売が楽しみです。
A90 をドナドナして作った資金はこいつに使おうかな?(笑)