Raspberry Pi 3 B に volumio をインストール
Raspberry Pi 3 B に" volumio" をインストールする手順のメモです。
※Windows 10 を使ってインストールしますが、説明でWindows 7 のスクリーンショットを多数流用しています(^^;;)
準備するハードウエア
・Raspberry Pi 3 B
・DAC(ここでは、LINUXCOMの "RBD-02+ HG")
・USB ACアダプター(5V/2.5A 供給できるもの)& USB-MicroUSBケーブル
・RCAケーブル
・USB HDD
・オーディオシステム(^^;)
※R-Pi の場合 USB接続の DAC は音質的に不利なようで、GPIOピンに接続できる I2SDAC が使われているようです。
( Hifiberry , Hifiberry+ , Hifiberry Digi , Hifiberry Amp , IQaudO DAC , IQaudiO DAC Plus , RPi-DAC etc )
Wi-Fi 環境
Raspberry Pi 3 B には WiFi機能が搭載されているので、今回は WiFi でネットワークに接続します。DHCP でアドレスを割り当てるので、ルーターの DHCP を有効にしてください。(通常有効になっている)
ハードの組み立て
Raspberry Pi 3 Bに接続するDACですが、LINUXCOM の "RBD-02+ HG" を使用しています。基盤に部品が実装済みなので、電子工作の知識がなくても安心して購入できます。
LINUXCOM では、専用ケースの3Dデータも公開していて、3DプリントしたものをDMM.COMのクリエーターズマーケットで購入することができます。
組み込みには別途ネジとスペーサーが必要ですが、「ヒロスギネット」で購入できます。型番はネジが「N2606」&「N2608」、スペーサーが「AR2611」です。
Win32 Disk Imagerをダウンロード&インストール
01.microSDにディスクイメージを書き込むためのソフト、"Win32 Disk Imager"を「日本語情報トップページ」からダウンロードする。最新版 "exe"ファイルをクリック。(本家からでも、もちろん OK)
02.以下の画面が表示されるので、ダウンロードの終了を待つ。
03.「ダウンロードが終了しました。」と表示されたら、「実行」をクリック。
04.「この不明な発行元からのアプリがPCに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれるので、「はい(Y)」をクリック。
05.セットアップウイザードが開くので"Next"をクリック。
06."I accept the agreement"を選択して"Next"をクリック。
07.インストール先を聞かれるので、デフォルトでよければ "Next" をクリック。
08.デスクトップにアイコンを作るかどうか聞かれるので、必要ならラジオボタンをクリックし、必要なければそのまま "Next" をクリックする。
09.「インストールの準備ができた」と表示されるので、"Install" をクリック。
10.「セットアップが完了した」と表示されるので "Finish" をクリック。
11."README" が表示されるので閉じる。
12.以下のようなメッセージが表示される場合があるが、"OK" をクリックする。
volumioをダウンロード
01.ブラウザで"https://volumio.org"を開く。
02.ページ右上の "DOWNLOAD" をクリック。
03."RASPBERRY PI"をクリック=> "DOWNLOAD" をクリック。
04.ダウンロード中は下記の画面が表示される
05.「ダウンロードが終了しました。」と表示されたら、「開く」をクリック。
ダウンロードしたファイルを展開
01.下の画面が開くので、ダウンロードした "volumio-xxx-pi.img" をダブルクリック。
02.下の画面が開くので、"volumio-xxx-pi.img" を選択し、「すべて展開」をクリック。
03.下の画面が表示されるので、「展開」をクリック。
04.展開中は以下の画面が表示される。
05.下の画面が表示され、"volumiox.xxPI" といった名前のファイルができていれば展開完了。
解凍したファイルをMicroSDに書き込み
01.ファイルを書き込む MicroSD をカードリーダを使うなどして、PCのUSB端子に接続。
02.先ほどインストールした "Win32 Disk Imager" を起動。
03.フォルダのアイコンをクリック。
04.iWndowsが標準の設定であれば、先ほど解凍したファイルが「ダウンロード」フォルダにあるので選択して「開く」をクリック。
05.MicroSDカードのドライブを指定。
06."Write" をクリックして書き込み。
07.書き込みが終了したら MicroSD を PC から取り出す。
volumioを起動
01.volumio を書き込んだ MicroSD を Raspberry Pi のスロットに挿入。
02.Raspberry Pi に LANケーブルを接続し、LAN とつなぐ。
03.Raspberry Piの 電源を入れる。(USBアダプターにUSBケーブルを挿す=>USBケーブルを Raspberry Pi に接続=>USBアダプターをコンセントに挿す)
ブラウザーで起動確認
01.Raspberry Pi の電源を入れて1分ほどしてから、WindowsPC 等のブラウザのアドレスバーに "http://volumio.local" と入力しリターンキーを押す。
※Raspberry PiとWindowsPC等は同じネットワークに繋がっている必要があります。
02.以下のような画面(volumioのWebUI)が表示されれば成功。
※PCのOSがWindows 10であることを前提にしています。
※Windows 10でない場合は、iTunesをインストールしないと表示されない可能性があります。
※Raspberry PiとMicroSDの相性が悪く、volumioが起動しないことがあります。その場合はMicroSDを他社製品に交換してください。
volumioの設定
01.右上の「歯車」をクリックしてメニューを表示する。
02."PLAYBACK OPTIONS" をクリック。
03."I2S DAC" を"ON" にして" Hifiberry DAC" を選択。
※LINUXCOMで購入したDACが"Hifiberry"と認識されるため、"Hifiberry"を選択しています。手持ちのDACに応じて選択を変更してください。
04."Save" をクリックして設定を保存する。
05.同じ画面の下の方の "Max Volume Level" を "100" に変更して "Save" する。
volumio を終了
01.「歯車メニュー」から "SHUTDOWN" をクリック。
02.緑のランプが点滅しなくなったら Raspberry Pi の電源を切る。
音楽を再生
01.Raspberry Piに楽曲ファイルの入ったUSBインターフェースの外付けHDDを接続する。
※楽曲ファイルは、アーティストフォルダ=>アルバムフォルダ=>楽曲ファイルという階層で保存してください。
02.DAC の RCA端子とアンプをラインケーブルで接続する。
03.Raspberry Pi の電源を入れる。
04.アンプの電源を入れる。
05.30秒ほどしてから、ブラウザのアドレスバーに "http://volumio.local" と入力しリターンキーを押す。
06. HDD に大量の音楽ファイルを保存している場合、矢印で示した部分が回転しているので、回転がやむまで待つ。
07.WebUI左下の"Browse"をクリック。
08."Music Library" をクリック。
09."USB" をクリック。
10.以降、アルバムタイトルが表示されるまでクリックする。
11.アルバムタイトルが表示されたら、画面右の①をクリックし、メニューが表示されたら②"Play" をクリックする。
以上でスピーカーから音楽が流れているはずです(^o^)/
※Windows 10 を使ってインストールしますが、説明でWindows 7 のスクリーンショットを多数流用しています(^^;;)
準備するハードウエア
・Raspberry Pi 3 B
・DAC(ここでは、LINUXCOMの "RBD-02+ HG")
・USB ACアダプター(5V/2.5A 供給できるもの)& USB-MicroUSBケーブル
・RCAケーブル
・USB HDD
・オーディオシステム(^^;)
※R-Pi の場合 USB接続の DAC は音質的に不利なようで、GPIOピンに接続できる I2SDAC が使われているようです。
( Hifiberry , Hifiberry+ , Hifiberry Digi , Hifiberry Amp , IQaudO DAC , IQaudiO DAC Plus , RPi-DAC etc )
Wi-Fi 環境
Raspberry Pi 3 B には WiFi機能が搭載されているので、今回は WiFi でネットワークに接続します。DHCP でアドレスを割り当てるので、ルーターの DHCP を有効にしてください。(通常有効になっている)
ハードの組み立て
Raspberry Pi 3 Bに接続するDACですが、LINUXCOM の "RBD-02+ HG" を使用しています。基盤に部品が実装済みなので、電子工作の知識がなくても安心して購入できます。
LINUXCOM では、専用ケースの3Dデータも公開していて、3DプリントしたものをDMM.COMのクリエーターズマーケットで購入することができます。
組み込みには別途ネジとスペーサーが必要ですが、「ヒロスギネット」で購入できます。型番はネジが「N2606」&「N2608」、スペーサーが「AR2611」です。
Win32 Disk Imagerをダウンロード&インストール
01.microSDにディスクイメージを書き込むためのソフト、"Win32 Disk Imager"を「日本語情報トップページ」からダウンロードする。最新版 "exe"ファイルをクリック。(本家からでも、もちろん OK)
02.以下の画面が表示されるので、ダウンロードの終了を待つ。
03.「ダウンロードが終了しました。」と表示されたら、「実行」をクリック。
04.「この不明な発行元からのアプリがPCに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれるので、「はい(Y)」をクリック。
05.セットアップウイザードが開くので"Next"をクリック。
06."I accept the agreement"を選択して"Next"をクリック。
07.インストール先を聞かれるので、デフォルトでよければ "Next" をクリック。
08.デスクトップにアイコンを作るかどうか聞かれるので、必要ならラジオボタンをクリックし、必要なければそのまま "Next" をクリックする。
09.「インストールの準備ができた」と表示されるので、"Install" をクリック。
10.「セットアップが完了した」と表示されるので "Finish" をクリック。
11."README" が表示されるので閉じる。
12.以下のようなメッセージが表示される場合があるが、"OK" をクリックする。
volumioをダウンロード
01.ブラウザで"https://volumio.org"を開く。
02.ページ右上の "DOWNLOAD" をクリック。
03."RASPBERRY PI"をクリック=> "DOWNLOAD" をクリック。
04.ダウンロード中は下記の画面が表示される
05.「ダウンロードが終了しました。」と表示されたら、「開く」をクリック。
ダウンロードしたファイルを展開
01.下の画面が開くので、ダウンロードした "volumio-xxx-pi.img" をダブルクリック。
02.下の画面が開くので、"volumio-xxx-pi.img" を選択し、「すべて展開」をクリック。
03.下の画面が表示されるので、「展開」をクリック。
04.展開中は以下の画面が表示される。
05.下の画面が表示され、"volumiox.xxPI" といった名前のファイルができていれば展開完了。
解凍したファイルをMicroSDに書き込み
01.ファイルを書き込む MicroSD をカードリーダを使うなどして、PCのUSB端子に接続。
02.先ほどインストールした "Win32 Disk Imager" を起動。
03.フォルダのアイコンをクリック。
04.iWndowsが標準の設定であれば、先ほど解凍したファイルが「ダウンロード」フォルダにあるので選択して「開く」をクリック。
05.MicroSDカードのドライブを指定。
06."Write" をクリックして書き込み。
07.書き込みが終了したら MicroSD を PC から取り出す。
volumioを起動
01.volumio を書き込んだ MicroSD を Raspberry Pi のスロットに挿入。
02.Raspberry Pi に LANケーブルを接続し、LAN とつなぐ。
03.Raspberry Piの 電源を入れる。(USBアダプターにUSBケーブルを挿す=>USBケーブルを Raspberry Pi に接続=>USBアダプターをコンセントに挿す)
ブラウザーで起動確認
01.Raspberry Pi の電源を入れて1分ほどしてから、WindowsPC 等のブラウザのアドレスバーに "http://volumio.local" と入力しリターンキーを押す。
※Raspberry PiとWindowsPC等は同じネットワークに繋がっている必要があります。
02.以下のような画面(volumioのWebUI)が表示されれば成功。
※PCのOSがWindows 10であることを前提にしています。
※Windows 10でない場合は、iTunesをインストールしないと表示されない可能性があります。
※Raspberry PiとMicroSDの相性が悪く、volumioが起動しないことがあります。その場合はMicroSDを他社製品に交換してください。
volumioの設定
01.右上の「歯車」をクリックしてメニューを表示する。
02."PLAYBACK OPTIONS" をクリック。
03."I2S DAC" を"ON" にして" Hifiberry DAC" を選択。
※LINUXCOMで購入したDACが"Hifiberry"と認識されるため、"Hifiberry"を選択しています。手持ちのDACに応じて選択を変更してください。
04."Save" をクリックして設定を保存する。
05.同じ画面の下の方の "Max Volume Level" を "100" に変更して "Save" する。
volumio を終了
01.「歯車メニュー」から "SHUTDOWN" をクリック。
02.緑のランプが点滅しなくなったら Raspberry Pi の電源を切る。
音楽を再生
01.Raspberry Piに楽曲ファイルの入ったUSBインターフェースの外付けHDDを接続する。
※楽曲ファイルは、アーティストフォルダ=>アルバムフォルダ=>楽曲ファイルという階層で保存してください。
02.DAC の RCA端子とアンプをラインケーブルで接続する。
03.Raspberry Pi の電源を入れる。
04.アンプの電源を入れる。
05.30秒ほどしてから、ブラウザのアドレスバーに "http://volumio.local" と入力しリターンキーを押す。
06. HDD に大量の音楽ファイルを保存している場合、矢印で示した部分が回転しているので、回転がやむまで待つ。
07.WebUI左下の"Browse"をクリック。
08."Music Library" をクリック。
09."USB" をクリック。
10.以降、アルバムタイトルが表示されるまでクリックする。
11.アルバムタイトルが表示されたら、画面右の①をクリックし、メニューが表示されたら②"Play" をクリックする。
以上でスピーカーから音楽が流れているはずです(^o^)/