"Raspberry Pi 3" に "MoOde audio player Relese 2.7" をインストール
"Raspberry Pi 3" に "MoOde audio player Relese 2.7" をインストールして最小限の初期設定をやってみたいと思います。
下準備として、USB HDD(もしくは USB メモリー) に音楽用のフォルダを作り、その中にアーティストのフォルダを作り、さらにその中にアルバムのフォルダを作り、その中に音楽ファイルを入れておきます。
そして、RPi 3 を有線LAN につなぎ、音楽ファイルを入れたUSB HDD と "USB Audio Class 2.0" に対応した USB DAC を RPi 3 に接続します。
本当は、RPi の場合、USB DAC じゃなくて I2S DAC を使うのが音質面で有利というか、お約束になってるようです。←持ってない(^^;)
あ、DAC はアンプに接続しておいてください。
イメージファイルのダウンロード
イメージファイルは公式サイトからダウンロードできます。"sourceforge.net" が幾分ダンロードの速度が早いかもしれません。
イメージファイルのインストール
ダウンドードしたファイルを microSD カードに書き込むまでの手順はこちらのページを参考にしてください。全く同じ手順ではないですが、勘所は共通しています。
設定
ディスクイメージを書き込んだ microSD を RPi 3 にセットし電源を入れます。
RPi と同じ ネットワーク に接続した "Windows 10 PC" のブラウザのアドレスバーに "moode.local" と入力。すると下のような Web UI が表示されます。
(Win 8.1 以前の場合は iTunes をインストールしていれば表示されます)
ここで、画面右上の "三"マーク(以下「メニュー」といいます。)をクリックし、続いて "Configure" をクリックします。
"System" をクリック。
"General" の "Timezone" で "Asia/Tokyo" を選択し、"SET"。
続いて "メニュー" --> "Configure" --> "MPD" をクリック。
"Audio device" をクリックし、"On-board audio device" を選択します。
"APPLY" をクリック。しばらく待つと設定の変更が反映されます。
これで DAC の設定ができました。
データベースの更新
次に、MPD のデータベースを更新します。
メニューをクリックし、続いて "Configure" をクリック。下の画面が表示されるので、"Sources" をクリックします。
"UPDATE MPD DB"をクリックします。
データベースがアップデートされている間は右下の "Updating" の矢印が回転します。
回転が止まったら、データベースの更新は完了です。
音楽の再生 1
以上で、音楽再生の準備は "一応" できたので、以降は再生の手順を書きます。
※以降は、DACがアンプに繋がっているか、アンプの電源が入っているかを確認して操作してください。
画面左下の "Browse" をクリック。
"USB" をクリックすると接続した USB メディアが表示されるので、アルバム名のフォルダが表示されるまで続けてクリックします。
アルバム名のフォルダが表示されたら、①アルバム名の右端のメニューをクリックし、続けて②"Play" をクリックします。これで音楽の再生が開始されます。(されましたよね ^^;)
次に画面右下の "Playback" をクリックしてみます。
すると、左ペインにはアルバムに含まれる楽曲名、右ペインには現在再生中の曲名がアルバムアートとともに表示され、中央では上の円で演奏時間がカウントされているはずです。
改めて、"Browse" をクリックします。
先ほどは、"Play" をクリックしましたが、"Add" をクリックすると再生中のアルバムの続きに曲が追加されます。
"Clear/Play" は、"Playbacl" の曲名リストを一度クリアして、選択した曲をリストに表示し再生を開始します。
"Update this folder" は、(多分)データベースの更新だと思います(^ω^;)
音楽の再生 2
次に、画面下中央の "Library" をクリックします。すると下の画面が表示されます。
試しに "GENRES" を適当に選ぶと、そのジャンルの属するアーティストが表示されます。
ここで①アルバムアートをクリックすると、"Add"、"Play"、"Clear/Play"とメニューが表示され、先ほどの説明と同じ操作ができます。また、②曲名の右に表示された メニューをクリックしても同じ操作ができます。
このように "GENRES" や "ARTISTS" をクリックすることでアルバムや曲を選択することができます。
そして、"GENRES"、"ARTISTS"、"ALBUMS" の「見出し行」をクリックすると選択前の状態に戻ります。
ボリュームの設定変更
再度 "Playback" をクリックします。
ボリュームを時計回りにドラッグします。
初期設定では 20 を超えると下図のような警告が表示され、それ以上ボリュームを上げることができません。
これを変更するには、メニューをクリックし、 "Customize" をクリック。
"Volume warning limit" を適当な数値に変更し、"UPDATE" します。
これで、変更した数値までボリュームを上げることができるようになります。
※音質を重視するなら、"Configure" => "MPD" => "Volume control" を "Disabled" に設定した方が良いようです。
I2S DAC の設定
I2S DAC を使用する場合は、"Menu" --> "Configure" --> "System" の "Audio" セクションで所有している I2S DAC を選択し、"SET" します。
この辺りは、I2S DAC を所有していないので、外している可能性があります。ご容赦ください。
シャットダウン
Raspberry Pi 3 の電源を切る際は、必ずシャットダウンをする必要があります。
"メニュー" --> "Restart" をクリック。
"SHUTDOWN" をクリック。しばらく待って、Raspberry Pi 3 の緑のパイロットランプが点滅しなくなったら、電源を切ります。
以上で「必要最小限」の設定と操作の解説終了です(^^)
設定項目が簡略化された volumio と比べると少し複雑ですね。
設計思想の違いが、かなり現れてきている感じです。
下準備として、USB HDD(もしくは USB メモリー) に音楽用のフォルダを作り、その中にアーティストのフォルダを作り、さらにその中にアルバムのフォルダを作り、その中に音楽ファイルを入れておきます。
そして、RPi 3 を有線LAN につなぎ、音楽ファイルを入れたUSB HDD と "USB Audio Class 2.0" に対応した USB DAC を RPi 3 に接続します。
本当は、RPi の場合、USB DAC じゃなくて I2S DAC を使うのが音質面で有利というか、お約束になってるようです。←持ってない(^^;)
あ、DAC はアンプに接続しておいてください。
イメージファイルのダウンロード
イメージファイルは公式サイトからダウンロードできます。"sourceforge.net" が幾分ダンロードの速度が早いかもしれません。
イメージファイルのインストール
ダウンドードしたファイルを microSD カードに書き込むまでの手順はこちらのページを参考にしてください。全く同じ手順ではないですが、勘所は共通しています。
設定
ディスクイメージを書き込んだ microSD を RPi 3 にセットし電源を入れます。
RPi と同じ ネットワーク に接続した "Windows 10 PC" のブラウザのアドレスバーに "moode.local" と入力。すると下のような Web UI が表示されます。
(Win 8.1 以前の場合は iTunes をインストールしていれば表示されます)
ここで、画面右上の "三"マーク(以下「メニュー」といいます。)をクリックし、続いて "Configure" をクリックします。
"System" をクリック。
"General" の "Timezone" で "Asia/Tokyo" を選択し、"SET"。
続いて "メニュー" --> "Configure" --> "MPD" をクリック。
"Audio device" をクリックし、"On-board audio device" を選択します。
"APPLY" をクリック。しばらく待つと設定の変更が反映されます。
これで DAC の設定ができました。
データベースの更新
次に、MPD のデータベースを更新します。
メニューをクリックし、続いて "Configure" をクリック。下の画面が表示されるので、"Sources" をクリックします。
"UPDATE MPD DB"をクリックします。
データベースがアップデートされている間は右下の "Updating" の矢印が回転します。
回転が止まったら、データベースの更新は完了です。
音楽の再生 1
以上で、音楽再生の準備は "一応" できたので、以降は再生の手順を書きます。
※以降は、DACがアンプに繋がっているか、アンプの電源が入っているかを確認して操作してください。
画面左下の "Browse" をクリック。
"USB" をクリックすると接続した USB メディアが表示されるので、アルバム名のフォルダが表示されるまで続けてクリックします。
アルバム名のフォルダが表示されたら、①アルバム名の右端のメニューをクリックし、続けて②"Play" をクリックします。これで音楽の再生が開始されます。(されましたよね ^^;)
次に画面右下の "Playback" をクリックしてみます。
すると、左ペインにはアルバムに含まれる楽曲名、右ペインには現在再生中の曲名がアルバムアートとともに表示され、中央では上の円で演奏時間がカウントされているはずです。
改めて、"Browse" をクリックします。
先ほどは、"Play" をクリックしましたが、"Add" をクリックすると再生中のアルバムの続きに曲が追加されます。
"Clear/Play" は、"Playbacl" の曲名リストを一度クリアして、選択した曲をリストに表示し再生を開始します。
"Update this folder" は、(多分)データベースの更新だと思います(^ω^;)
音楽の再生 2
次に、画面下中央の "Library" をクリックします。すると下の画面が表示されます。
試しに "GENRES" を適当に選ぶと、そのジャンルの属するアーティストが表示されます。
ここで①アルバムアートをクリックすると、"Add"、"Play"、"Clear/Play"とメニューが表示され、先ほどの説明と同じ操作ができます。また、②曲名の右に表示された メニューをクリックしても同じ操作ができます。
このように "GENRES" や "ARTISTS" をクリックすることでアルバムや曲を選択することができます。
そして、"GENRES"、"ARTISTS"、"ALBUMS" の「見出し行」をクリックすると選択前の状態に戻ります。
ボリュームの設定変更
再度 "Playback" をクリックします。
ボリュームを時計回りにドラッグします。
初期設定では 20 を超えると下図のような警告が表示され、それ以上ボリュームを上げることができません。
これを変更するには、メニューをクリックし、 "Customize" をクリック。
"Volume warning limit" を適当な数値に変更し、"UPDATE" します。
これで、変更した数値までボリュームを上げることができるようになります。
※音質を重視するなら、"Configure" => "MPD" => "Volume control" を "Disabled" に設定した方が良いようです。
I2S DAC の設定
I2S DAC を使用する場合は、"Menu" --> "Configure" --> "System" の "Audio" セクションで所有している I2S DAC を選択し、"SET" します。
この辺りは、I2S DAC を所有していないので、外している可能性があります。ご容赦ください。
シャットダウン
Raspberry Pi 3 の電源を切る際は、必ずシャットダウンをする必要があります。
"メニュー" --> "Restart" をクリック。
"SHUTDOWN" をクリック。しばらく待って、Raspberry Pi 3 の緑のパイロットランプが点滅しなくなったら、電源を切ります。
以上で「必要最小限」の設定と操作の解説終了です(^^)
設定項目が簡略化された volumio と比べると少し複雑ですね。
設計思想の違いが、かなり現れてきている感じです。